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PA表・PAシート(セッティング表)の書き方【テンプレ無料DL】記入例・NG例つき

公開:2026年07月10日・更新:2026年10月13日 ・ 運営:LOCAL POWER株式会社(セット図くん)

ライブハウスから「PA表出しといて」「セッティング表送ってください」と言われて手が止まっていませんか。結論から言うと、この2つと「PAシート」はすべて同じ意味。あなたの本番をPAに1枚で伝えるための書類です。この記事では、1枚に載せる7項目と記入例、会場ごとに違う欄名の読み替え、提出のタイミング、そしてやりがちなNG例まで、初提出でも困らないように解説します。そのまま印刷して使えるPA表テンプレート(PDF・Excel)も無料でダウンロードできます。

PA表の項目、最初から全部そろっています
セット図くんはステージ配置・回線表・SE・曲順の項目を1画面で入力。1枚のPDF・共有リンクで提出できます。登録不要・完全無料。
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結論:PA表・セッティング表・PAシートは同じもの

PA表・セッティング表・PAシートは、ほぼ同義で使われる書類です。呼び方は会場によって違いますが、指しているものは同じ——「あなたの本番の準備に必要な情報を、PA(音響)に1枚で伝えるシート」のことです。

呼び方意味
PA表PA(音響)向けの情報をまとめた表。会場スタッフがいちばんよく使う言い方
セッティング表ステージのセッティング(機材配置・回線)を伝える表。同じもの
PAシート「シート=1枚」のニュアンス。呼び方が違うだけ

厳密には、ステージの配置図=セット図(ステージプロット)、各chの入力一覧=インプットリスト(回線表)、曲順表=セットリストと、書類は3種類に分かれます。会場によっては、これらを1枚にまとめたものを「PA表」と呼ぶことも。この記事では1枚にまとめる派の書き方を軸に、必要なぶんだけ抜粋する派にも通用する形で解説します。

なぜPA表が必要?——リハ時間を守るため

PAは、あなたの編成・機材・回線・音出しの流れが事前に分かっていれば、リハ前にマイク・DI・ケーブルを用意し、卓のCh割りも組んでおけます。逆にPA表が無いと、限られたリハーサル時間の前半が「確認と設営」で消えることに。あなたのリハ時間を守るための書類——それがPA表です。

💡 大原則:PAは「察してくれる」のを待つのではなく、こちらから1枚で伝える。埋められる欄は全部埋める、が基本姿勢。

PA表に載せる7項目

会場ごとにフォーマットは違いますが、次の7項目が入っていれば、どんな様式のPA表でも「必要十分」になります。

項目書くこと
① バンド情報バンド名(ふりがな)・日付・出番・代表者連絡先
② ステージ配置客席から見た向きで、各メンバーの立ち位置・アンプ・返しの図(=セット図)
③ パート/機材Vo/Gt/Ba/Dr/Key…と、各パートの持込/会場(レンタル)区分
④ 回線/マイクChごとにマイクorDI、48Vの要否、ステレオ/モノラル(=回線表)
⑤ SE・出はけ入場SEの有無、音源の渡し方、暗転の希望
⑥ 曲順・MC曲順・カバー曲のアーティスト名・MC位置・つなぎ・BPMまたはテンポ区分
⑦ 照明の要望あれば簡潔に(例:バラードは暗め)。書きすぎは逆効果
⚠️ 「マイク」としか書かないのはいちばん多いNG。ダイナミック/コンデンサーの別、持込なら型番まで書くと、PAは電源(48V)とスタンドの本数を先に用意できます。

PA表テンプレート(PAシート)無料ダウンロード【記入例・Excelつき】

上の7項目を、そのまま印刷して埋めるだけのA4・1枚にしました。会場から様式が届いていないときは、これを埋めてPDFか画像で送ればそのまま提出物になります。1ページ目が記入用、2ページ目が4ピース・対バン30分の記入例、3ページ目が会場の用紙の欄の読み替え表と提出前チェック10項目です。Excel版は曲の尺を入れると、SE+曲+MCの合計と持ち時間の余りが自動で出ます。登録不要・完全無料、印刷も配布も改変も自由です。

PA表(PAシート)テンプレート(A4・記入用)のプレビュー。バンド情報4欄、方眼のステージ配置図、Vo・Gt1・Gt2・Ba・Dr・Keyの6行で機材と持込か会場か・マイクとDI・返しの希望を書く表、回線の合計欄、SEと始め方・終わり方のチェック、曲順8行(尺・曲調・音響の要望・照明)、照明とその他の自由記入欄
📋 記入用(1ページ目)
①バンド情報 → ②配置 → ③④パートと機材・回線 → ⑤SE → ⑥曲順 → ⑦照明の順に、7項目が上から並んだ1枚。「持込/会場」の列と「回線の合計」欄があるので、対バンでいちばん揉める「誰が何を用意するか」が自然に埋まります。
PA表の記入例。4ピース・対バン30分で、ベースはヘッドのみ持込、ドラムはスネア・ペダル・シンバルを持込、回線7ch・48V2本、入場SE30秒を曲先で流しドラムのカウントでカット、6曲とMC1回で合計27分10秒・余り2分50秒まで埋めた例
✏️ 記入例(2ページ目)
4ピース・対バン30分で、Baはヘッドのみ持込・Drはスネアとペダルとシンバルを持込という、いちばん多いパターンを最後まで埋めた例。SE0:30+6曲+MC2分=27分10秒、余り2分50秒まで書いてあります。
会場から届くPAシートの欄の読み替え表。回線数・アウト数、常設機材、曲先・板付き・曲振り、曲調・テンポ・BPM、録音・録画、バックドロップなど15の欄名を7項目に対応づけた表と、提出前チェック10項目、詳しく書くときの専用テンプレート5種の一覧
🔁 欄の読み替え表(3ページ目)
会場の用紙に「回線数・アウト数」「常設機材」「曲先/板付き」などと書かれていたとき、何を書けばいいかの対応表。提出前チェック10項目と、詳しく書くときの専用テンプレートの一覧つき。

使う順番は3ステップです。① 会場から様式が届いていればそれを使い、3ページ目の読み替え表を見ながら欄を埋める(届いていなければ1ページ目を使う) → ② 2ページ目の記入例を見ながら、③④の「持込/会場」を1行も空けずに埋める → ③ 提出前チェック10項目を確かめて、「日付_バンド名_PA表.pdf」の名前で送る。

📘 このPA表は7項目を1枚に要約した版です。もっと詳しく書くときは専用の様式を使ってください。配置図はセット図テンプレート、chごとの回線は回線表テンプレート、曲順と尺はセットリストのテンプレート、アンプと電源はギター・ベース機材申告シート、登場SEの段取りはSE指示書で、どれも無料で配っています。

記入例(4ピース/持ち時間30分)

Vo/Gt/Ba/Dr の4人編成・持ち時間30分を例に、PA表の中身を1枚に落とし込みます。

①〜③ バンド情報とステージ配置

まずは「誰が」「どこに立って」「何を使うか」から。図と表を並べて書けば、PAは一発で読み取れます。

▲ 4ピースの基本形。ドラムは奥中央、ギター上手・ベース下手、返し(黒い台形)は各自の足元へ。
項目内容
バンド名◯◯◯(マルマルマル)
日付/出番2026/7/20(土)/出番3番目・持ち時間30分
連絡先代表:□□/090-xxxx-xxxx
Voマイク:SM58(会場)/立奏
Gtアンプ:JC-120(会場)/エフェクター:持込ボード
Baアンプ:Hartke HA3500ヘッド(持込)+会場キャビ/DIあり
Dr会場ドラム/持込:スネア・キックペダル・シンバル

④ 回線/マイク(インプットリスト)

回線表の書き方はインプットリスト(回線表)の書き方で詳しく解説していますが、PA表に載せるならこの粒度で十分です。

Ch音源マイク/DI48V備考
1Kickダイナミック会場
2Snareダイナミック会場
3OH Lコンデンサー○会場
4OH Rコンデンサー○会場
5Gtマイク(前)JC-120
6BaDI○持込アンプ/アクティブDI希望
7VoダイナミックSM58

⑤〜⑦ SE・曲順・照明要望

📘 曲順の組み方はセットリストの書き方・作り方を、SEの音源の渡し方は対バンの提出マナーもあわせて確認を。
PA表の項目、置いて入力するだけ
セット図くんはステージ配置・回線表・曲順の項目を1画面で入力。1枚のPDFで提出できます。
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会場から届くPAシートの欄の読み替え表

会場の用紙は欄の名前が会場ごとに違うだけで、聞かれていることは上の7項目のどれかです。たとえば巣鴨のライブハウス獅子王のセット図テンプレートには「持ち込み機材リスト」「常設機材(使用する機材にチェック)」「MTR、Key、AIのアウト数(ステレオ or mono)」「back drop の有無」という欄があります。別の会場のPAシートには「SEときっかけ」「曲先/板付き/曲振り」「CD録音・DVD録画」が並びます。知らない欄名が出てきたら、この表で7項目のどれに当たるかを確かめてください。

会場の用紙の欄7項目のどれ書くこと
アーティスト名① バンド情報出演名義どおりに。読みにくい名前はふりがなを振る
出演順・出番① バンド情報「3番目」と時刻(19:40〜)の両方を書くと行き違いが起きない
ステージ図・配置図② ステージ配置客席から見た向きで。記号を指定する会場もある(例:立ち位置は×)
編成・パート③ パートと機材コーラスもする人は「Gt.Cho」のように担当を並べる
持ち込み機材③ 持込/会場機種名まで。ヘッドだけ・スネアだけの持込も1行ずつ
常設機材・レンタル③ 持込/会場使う物に✓。使わない常設アンプは「置いたままで可」と書く
回線数・アウト数④ 回線Key・同期・オーディオIFは出力の数とSt/Mono。詳細は回線表へ
モニター要望・返し④ 返しの希望誰の返しに何の音を多めにか。「Voを多め」の一言で足りる
SE・きっかけ⑤ SE曲名・尺・音源の渡し方と、いつ止めるか(合図)
曲先/板付き/曲振り⑤ 始め方曲先=SEの間に登場/板付き=先に立って待つ/曲振り=合図でSEを出す
曲調・テンポ・BPM⑥ 曲調アップ/ミドル/スローの3択で足りる。BPMを求める会場もある
音響要望・備考⑥ 音響の要望ソロ・持ち替え・コーラスで使うマイクなど、その曲だけのこと
照明要望⑦ 照明色か明るさを一言。決まらなければ「おまかせ」(空欄にしない)
録音・録画⑦ その他希望の有無。別料金のことが多いので料金も確認する
バックドロップ⑦ その他幕・バナーを吊るすか。サイズと吊り方は事前に相談
💡 「曲先・板付き・曲振り」は、SEと登場の順番の言い方です。曲先=SEが先に鳴り、その間に登場/板付き=先にステージで待ち、暗転明けから始める/曲振り=演者の合図(キュー)でSEを出す。迷ったら「板付き・SEなし」がいちばん事故の少ない始め方です。SEから1曲目までの秒数の逆算はSE(入場SE)とはに早見表があります。
⚠️ 分からない欄を空欄のまま出さないこと。空欄は「書き忘れ」なのか「不要」なのか区別がつかず、PAは確認の連絡をするか、当日に聞くしかありません。照明・音響の要望が決まらなければ「おまかせ」と書けば、それが答えになります。

誰に・いつ・どうやって提出する?

セット図・回線表・セットリストとの関係

「もう別々に作って送ってるけど、PA表も必要?」——ここが混乱しがちなポイントです。

形式内容おすすめの使い分け
PA表(1枚統合派)セット図+回線表+曲順+SE・照明を1枚に会場のPA表フォーマットに従うとき/小箱で担当が少人数のとき
3種別々派セット図・回線表・セットリストの3ファイル大きめの会場/情報量が多いバンド/照明さんと音響さんが別で書類も別で必要なとき

結論:会場から様式指定があればそれに従う。指定が無い場合、上の7項目が揃っていれば、1枚統合派でも3種別々派でもPAは困りません。当サイトのセット図の作り方・回線表の書き方・セットリストの書き方を組み合わせれば、そのままPA表としても使えます。

3種別々派の方は、セット図テンプレートと回線表テンプレート(どちらもExcel・A4 PDFを無料配布・記入例つき)をそのまま印刷して使えます。

よくあるNG・失敗例

PA表を最速で作る

PA表をExcelで一から作ると、図形の配置・表組み・書式で1時間以上かかることも。セット図くんなら、ステージ配置・回線表・SE・曲順の項目が最初から入ったツールで、置いて入力するだけ。1枚のPDFで出しても、共有リンク(URL)を送っても、そのままPA表として提出できます。登録不要・完全無料。

紙に書いて出したい日はPA表テンプレートを印刷、スマホで済ませたい日はセット図くん、と使い分けるのがおすすめです。配置図だけはツールで作って、残りの欄はテンプレートに手で書く、という組み合わせもできます。

PA表・セッティング表を、スマホで1分
ひな形を選ぶ→機材と回線を入力→PDF/リンクで提出。ぜんぶスマホで完結します。
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よくある質問(FAQ)

PA表とセッティング表は同じですか?
ほぼ同じ意味で使われます。「PAシート」も同義です。会場によって呼び方が違うだけで、いずれも本番の準備に必要な情報(編成・立ち位置・機材・回線・曲順など)をPAに伝えるための書類を指します。
PA表とセット図(ステージプロット)は違うのですか?
厳密には別物です。セット図は「立ち位置と機材の配置図」、PA表はそれを含めて回線や曲順など音響全体に必要な情報をまとめた1枚を指すことが多いです。会場のフォーマットによっては、PA表=セット図とほぼ同じことも。
PA表はいつまでに提出すればいいですか?
会場から期限指定があればその日まで、指定が無ければライブ1週間前までが目安です。遅くとも前日までに提出し、当日の準備時間を確保できるようにしましょう。
PA表は手書きでもいいですか?
読めれば手書きでも問題ありません。ただし写真で送ると文字がつぶれることがあるため、提出用はテキスト・PDFかツールでの作成が確実です。
PA表と回線表・セットリストは全部一緒に出すのですか?
会場のフォーマットによります。PA表1枚に統合するケースと、セット図・回線表・セットリストを別ファイルで送るケースがあります。案内メールで指定があればそれに従ってください。
PA表(PAシート)のテンプレートはありますか?
この記事でA4のPA表テンプレートを無料配布しています(PDF・PNG・Excel)。1ページ目が記入用、2ページ目が4ピース・対バン30分の記入例、3ページ目が会場の用紙の欄の読み替え表と提出前チェック10項目です。会場から指定の様式があればそちらを優先してください。
PAシートの「曲先」「板付き」「曲振り」とは何ですか?
SEと登場の順番の言い方です。曲先はSEが先に鳴ってその間に登場する形、板付きは先にステージで待っていて暗転明けから始める形、曲振りは演者の合図でSEを出す形です。迷ったら板付き・SEなしがいちばん事故の少ない始め方です。