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ステージプロット・セッティング図・ステージ図はセット図と同じ?呼び方の対応表【全部同じ1枚でOK】

公開:2026年07月05日・更新:2026年10月08日 ・ 運営:LOCAL POWER株式会社(セット図くん)

ライブハウスからは「セット図」、PAさんからは「ステージプロット」、別の会場からは「セッティング図」や「セッティング表」を送ってと言われて、同じものなのか別のものなのか迷っていませんか。結論から言うと、これらは全部「ステージを真上から見た配置図」=同じ1枚です。この記事では、誰がどの呼び方を使うかを対応表で整理し、英語での書類名、本当に別物の3つ(仕込み図・回線表・セットリスト)、そしてどの呼び方で頼まれても通る1枚の中身までまとめます。

呼び方は違っても、作る図は1種類
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結論:ステージプロット・ステージ図・セッティング図・セッティング表は「セット図」と同じもの

先に答えを言うと、ステージプロット/ステージ図/セッティング図/ステージセッティング図/セッティング表/ステージ配置図は、どれも「セット図」のことです。指しているのは同じ1枚=ステージを真上から見て、演者の立ち位置と機材の置き場所を記号で示した配置図。違うのは「誰が・どこで」その言葉を使うかだけで、書く内容も提出する目的も変わりません。

📘 定義:セット図=「誰が・どこに立ち・どんな機材を使い・マイクや返しをどうするか」を1枚にまとめたステージの見取り図。ステージプロット(stage plot)はその英語名、ステージ図・セッティング図は日本語の言い換え、セッティング表・PA表はライブハウスが配る「提出用紙」の名前です。

ですから、ひとつ作っておけばどの呼び方で頼まれても同じ1枚を出せば足ります。「セッティング表って、セット図とは別に作るの?」と悩む必要はありません。

呼び方の対応表(誰が・どこで使うか)

呼び方ごとに「主に使う人・場面」と「中身」を並べました。上から7つはすべて同じ配置図で、違いは用紙の形だけです。

呼び方主に使う人・場面中身
セット図ライブハウス・バンド全般。いちばん一般的な呼び方配置図そのもの
ステージプロットPA会社・音響スタッフ・大型フェス・海外。英語の stage plot同じ。英語ラベルで書くことが多い
ステージ図会場の出演要項・イベント主催者。「ステージ図を添付」など同じ
セッティング図ライブハウスの提出フォーム。「ステージセッティング図」とも同じ
セッティング表ライブハウスが配る提出用紙の名前。図のほかに曲順・SE・照明の欄がある配置図を含む用紙全体
PA表同じく提出用紙の名前。マイク・返し・回線など音響の欄が多め配置図+音響の情報
ステージ配置図学校・吹奏楽・ホール公演。単に「配置図」とも同じ。ひな壇や譜面台も書く
仕込み図舞台・照明・音響の業界用語。セット図より範囲が広い別物に近い(次の節で解説)
💡 「セッティング表」「PA表」は配置図+曲順・SE・照明などを1枚の用紙にまとめた提出書類の名前です。用紙の中にセット図を描く欄があるので、「セッティング表を送って」=「セット図を含む用紙を埋めて送って」と読み替えればOK。用紙の書き方はPA表・セッティング表の書き方で解説しています。

なぜ呼び方がバラバラなのか

同じものに名前が何通りもあるのは、セット図を使う3つの世界が、それぞれ別の言葉で育ってきたからです。

ですから、同じバンドが3つの会場に出ると3つの呼び方に出会う、ということが普通に起こります。言葉が違っても相手が欲しいのは「配置図」なので、慌てずにいつもの1枚を出しましょう。

どの呼び方で頼まれても、この1枚で通ります
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似ているけど別物の3つ(仕込み図・回線表・セットリスト)

一方で、次の3つは名前が似ていても中身が違うので、混同すると「頼んだものと違う」が起こります。

書類何の資料かセット図との関係
仕込み図舞台美術・照明・音響・電源まで含む設営図。演劇やホール公演で舞台監督・音響さんが描くセット図は仕込み図の中の「演者と楽器の部分」。バンドが仕込み図を求められることはまれ
回線表各チャンネルに何の音を入れるかの一覧。インプットリストともセット図とセットで渡す別紙。書き方は回線表のテンプレートと書き方
セットリスト演奏する曲の順番表名前が似ているだけでまったく別物。セットリストの書き方
⚠️ いちばん多い勘違いが「セットリスト(曲順)」と「セット図(配置図)」の取り違えです。「セトリ送って」と言われたら曲順、「セット図送って」と言われたら配置図。どちらも必要なことが多いので、両方用意しておくと安心です。

セット図とは(定義と中身をおさらい)

あらためて、セット図とは、ステージを真上から見たときの演者と機材の配置を簡略化した図です。ライブハウスやPA(音響)が、あなたの本番のセッティングをリハ前に準備するために使います。客席から見た向きで描き、次の情報が入っています。

▲ 4ピースの基本形。ドラムは奥中央、ギター上手・ベース下手、返し(黒い台形)は各自の足元へ。

この1枚を「セット図」と呼んでも「ステージプロット」と呼んでも、描くものは変わりません。細かい書き方のルール(上手下手の向き、記号の意味)はセット図の作り方・書き方【完全ガイド】にまとめています。

なぜ必要?誰が使う?

理由はシンプルで、PAとライブハウスが本番の準備を先に済ませておくためです。事前に配置図があれば、アンプの位置やマイク・返しのセッティングをリハ前に用意できます。無いと、限られたリハーサル時間が確認に消えてあなたのリハ時間が削られます。

英語ではどう呼ぶ?書類名の日英対応表

海外のバンドとの共演や大型フェスでは、書類の名前が英語になります。セット図は Stage Plot。ほかの提出物も含めて対応表にしました。

日本語Englishメモ
セット図Stage Plot単に plot とも。海外では提出の標準資料
回線表Input ListChannel List とも。各chの楽器とマイク・DI
セットリストSet List曲順表
PA表・セッティング表(直訳なし)Stage Plot+Input List を1枚にしたもの、と説明すれば通じる
技術要件書Tech Rider会場に用意してほしい機材・電源の要件書。海外では Stage Plot をこの中の1ページとして出す
返しWedge / MonitorFloor Monitor とも
イヤモニIEMIn-Ear Monitor
上手・下手Stage Left / Right⚠️ 演者目線なので日本と左右が逆になる
⚠️ 英語ラベルで書くときの落とし穴が上手・下手です。日本のセット図は客席目線で「上手=右」ですが、英語の Stage Left / Right は演者目線なので、上手=Stage Left、下手=Stage Rightと逆になります。向きの覚え方は上手・下手とは、記号ごとの英語表記は作り方ガイドの記号早見表をどうぞ。

海外やフェスでは、Stage Plot と Input List をテクニカルライダー(Tech Rider)という1つのPDFにまとめて提出するのが標準です。日本のライブハウスでは図と回線表を別紙にすることが多いので、頼まれた形式に合わせて1枚にするか分けるかを決めれば十分です。

どの呼び方で頼まれても通る「1枚」の中身(7項目)

呼び方が違っても、相手が知りたいことは同じです。次の7項目が入っていれば、セット図・ステージプロット・セッティング図・ステージ図のどれで頼まれても不足はありません。

そのうえで、呼び方によって「足すと親切なもの」が少し変わります。

こう頼まれたら足すと親切なもの
セッティング表曲順・SE・照明の欄が同じ用紙にあることが多い。空欄にせず「おまかせ」でも書く(PA表・セッティング表の書き方)
ステージプロット英語ラベルと回線表を同じPDFに。ワイヤレスの周波数帯まで書くと喜ばれる
配置図ひな壇・譜面台・椅子の数と、転換で動かすものの区別
PA表マイク本数・返しの数・DIの有無を、図だけでなく表でも書く
この7項目、セット図くんのひな形に最初から入っています
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呼び方が分からないときの確認の一言(例文)

会場の言葉が自分の知っている言葉と違うときは、作る前にひとこと確認するのがいちばん早い解決策です。相手も「配置図のことです」で済むので、遠慮はいりません。

💬 確認の例文:「お送りいただいたセッティング表は、ステージの配置図(セット図)のことで合っていますでしょうか。曲順も同じ用紙に記入すればよいか、あわせて教えてください。」

ライブハウスによっては指定の用紙(Excel・PDF)を配っていることもあるので、「指定のフォーマットはありますか?」も一緒に聞いておくと二度手間になりません。提出メールの全文例や期限の目安は対バンのセット図はいつまでに提出?にまとめています。

作り方はかんたん

「呼び方は分かった、で、実際どう作るの?」という方は、セット図の書き方【完全ガイド】で、上手下手のルールから編成別の記入例まで解説しています。白紙から描くのが不安ならセット図の無料テンプレート(PDF・Excel)をダウンロードして埋めるのが早く、そのまま作るなら作図ツールで1分です。できた1枚は、セット図・ステージプロット・セッティング図のどの依頼にも同じものを出せます。

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よくある質問(FAQ)

セット図とステージプロットは同じですか?
同じです。ステージプロット(stage plot)はセット図の英語名で、指しているもの(演者と機材の配置図)は同じです。PA会社や大型フェス、海外の現場でこの呼び方が使われます。
セッティング図とセッティング表は何が違いますか?
セッティング図はセット図と同じ配置図そのものです。セッティング表はライブハウスが配る提出用紙の名前で、配置図を描く欄に加えて曲順・SE・照明などの欄がまとまっています。「セッティング表を送って」と言われたら、その用紙の中にセット図を描けばOKです。
ステージ図とは何ですか?
ステージ図もセット図と同じ意味で、会場の出演要項やイベント主催者が使うことの多い呼び方です。ステージを真上から見た演者と機材の配置図を指します。
セット図とセットリストの違いは?
別物です。セット図は「機材と演者の配置図」、セットリストは「演奏する曲の順番表」です。名前が似ているだけで役割が違い、どちらも提出を求められることが多いので両方用意しておきましょう。
セット図は英語で何と言いますか?
Stage Plot(ステージプロット)です。回線表は Input List、セットリストは Set List、会場への技術要件書は Tech Rider と呼びます。英語で書くときは上手が Stage Left、下手が Stage Right と左右が逆になる点に注意してください。
初心者でもセット図は作れますか?
作れます。絵心は不要で、記号と文字で必要な7項目(編成・立ち位置・アンプ・マイク・ドラム・返し・DIや電源)が伝わればOKです。ひな形付きの無料ツールを使えば、初めてでも1分ほどで作れます。