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ドラムセッティング図・配置図の書き方|セット図での持ち込み・レンタルの伝え方【申告シート無料】

公開:2026年08月27日・更新:2026年10月23日 ・ 運営:LOCAL POWER株式会社(セット図くん)

ドラムのセッティング図(配置図)は、上から見た平面図で描きます。ただしライブハウスのドラムはほぼ会場の備え付け(ハウスキット)で、並びはどこでもほぼ同じです。だから会場に伝えるべきなのは、配置そのものより「何を持ち込んで、何を借りるか」と標準から外れるところ。この記事では、上から見た標準の配置図(右利き・左利き・ツインペダル)と、セット図での書き方を記入例つきで解説します。そのまま使えるA4の機材申告シートも無料で配っています。

持ち込みの区別、図で示すのがいちばん速い
ドラムの記号を置いて、持ち込むパーツだけ注記を変えるだけ。スマホで1分、PDFと共有URLで提出できます。
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結論:ドラマーが書くのは「配置」より「持込か、借りるか」

ギターやベースと違い、ドラムには立ち位置を考える余地がほとんどありません。ステージ奥の中央、もしくは少し上手寄りに最初から組まれているのが普通で、演者が動かすものではないからです。

そのぶん、ドラマーがセット図で伝えるべき情報ははっきりしています。

💡 この3つが書いてあれば十分です。逆に、タムの角度やシンバルの高さといった細かい調整は図に書く必要はありません。それは当日、自分の手で合わせるものです。

その前提として、標準の配置を頭に入れておくと話が早くなります。標準が分かっていれば、図に書くのはそこからの差分だけで済むからです。

上から見たドラムセットの配置図——パーツ名と標準の位置

ドラムのセッティング図は、真上から見た平面図で描きます。まずは右利き・2タムの標準形です。ライブハウスのハウスキットも、ほぼこの形で組まれています。

▲ ドラマーの席から見た標準配置(右利き・2タム)。キックを中心に、左にハイハットとスネア、キックの上にタム2つ、右にフロアタムとライド、左奥と右奥にクラッシュ。紫=シンバル、茶=太鼓、灰=ペダルとスローン。
パーツ位置(右利き・ドラマーから見て)叩く手足・目安
キック正面の足元(体の中心)右足でペダル。22インチが定番
スネア両膝の間。キックの左手前両手。高さは腰くらい、手前へ5〜20度傾ける
ハイハットスネアの左。間は約20cm左足で開閉、右手で刻む。開きは3〜4cm
タムキックの上に2つ。左が10、右が12インチ左から右へ音が低くなる並び
フロアタム右手前。スネアと左右対称右手が中心。16インチが定番
ライド右奥(フロアタムの上)右手。1タムならハイタムの横へ
クラッシュ左奥と右奥に1枚ずつ1枚しかない会場もある(ライドと兼用)
スローンキックの真後ろ膝が約90度になる高さ
💡 並びの原則は「左から右へ、音が高い順」と「よく叩くものほど利き手・利き足の近く」の2つだけです。ハイハットを右手で刻むので、右利きでもハイハットは左に来ます。

セット図に描くと左右が逆になる(右利きのハイハットは上手側)

ここでいちばん間違えやすいのが図の向きです。ドラムだけのセッティング図はドラマーの席から見た向き(上が客席)で描くことが多い一方、バンド全体のセット図は客席から見た向き(下が客席、左が下手)で描きます。ドラマーは客席を向いて座っているので、同じキットでも左右が逆になります。

▲ 同じキットをバンドのセット図の向き(下が客席・左が下手)で描いた図。ドラマーは客席を向いて座るので、上の図を180度回した形になり、右利きのハイハットは上手側、フロアタムとライドは下手側に来る。

上手・下手の決まりは上手・下手とはで解説しています。なお、バンド全体のセット図ではドラムを「Dr」と書いた円ひとつで済ませるのが普通です。キットの中身まで描くのは、持ち込みや変則セッティングを伝えたいときだけで足ります。

右利き・左利き・ツインペダルで、図はどう変わるか

標準から外れるセッティングは、図の上でもはっきり形が変わります。会場への伝え方とあわせて並べました。

セッティング図ではこう変わる会場への伝え方
右利き(標準)上の図のとおり。ハイハットは左、フロアタムとライドは右申告不要
左利き(反転)図を左右反転。ハイハットが右、フロアタムとライドが左へ最優先で事前連絡。組み替えに10分以上かかることも
オープンハンドキットは右利きのまま。左手でハイハットを刻む申告不要
ツインペダルキックに左足用のペダルが付き、ハイハットが少し左へずれる持込を明記し「設置に5分」と添える
1タムタムを1つ外し、ライドをハイタムの横へ寄せる「可能であれば1タム」と代案つきで
タム・シンバル増設3タム・2フロア・チャイナ・スプラッシュなど足りないスタンドの本数まで書く
ツーバスキックが2台。タムはスタンドで立てるハウスのキックは1台。キット持込として相談
⚠️ 左利きの完全反転は、図を左右反転するだけでは済みません。ハウスキットはタムのホルダーやシンバルスタンドの位置まで右利き用に組まれているので、組み替えそのものに時間がかかります。伝え方は変則セッティングの伝え方にまとめました。
上から見た配置、記号を置くだけで描けます
ドラムの記号を並べて、持ち込むパーツだけ注記。PDFと共有URLでそのまま提出できます。
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ハウスキットに含まれるもの・含まれないもの

ライブハウスに備え付けられているドラムをハウスキットと呼びます。まずは、実在の会場が公開している機材リストを並べてみます。

会場ドラム(インチ)シンバル(インチ)
新宿SAMURAIPearl:キック22/タム10・12/フロア16/スネア14ハイハット+シンバル3枚
新宿21世紀Pearl:キック22/タム10・12/フロア16/スネア14Zildjian:クラッシュ18/ライド18/シズル20
GROWLY(京都)Pearl(サイズの記載なし)SABIAN:ハイハット14/クラッシュ16・18/ライド20
高校軽音フェスキック22/タム12・13/フロア16(2タム固定)クラッシュ2枚/ライド1枚/ハイハット
💡 2タム(10・12インチ)+フロア16+キック22がほぼ共通です。シンバルはクラッシュ1〜2枚+ライド+ハイハット。キックペダルの機種はどの機材リストにも書かれていないので、踏み心地にこだわるなら持ち込む前提で考えます。

機材リストに載らない部分も含めて、パーツごとに整理するとこうなります。

パーツハウスキット補足
キック◎ ある22インチが定番
タム・フロアタム◎ ある2タム(10・12インチ)+フロア16が定番。1タムにしたいなら要確認
スネア◯ あるが持込多数音の要なので持ち込む人が最も多いパーツ
スタンド類◎ あるシンバル・ハイハットのスタンドはまず揃っています
シンバル本体△ 会場によるクラッシュ1〜2枚+ライドが多い。状態はまちまちなので、こだわるなら持込
キックペダル◯ あるが持込多数踏み心地が変わるため持ち込む人が多い
スローン◎ ある高さは自分で調整します
スティック✕ ない必ず自分で持参。予備も含めて
⚠️ タムの数を変えたい場合は事前確認が必須です。ハウスキットは2タムが定番なので、1タムにしたいなら外してよいかを、3タム・2フロアにしたいならタム本体とホルダー・スタンドを持ち込むかを、先に一言確認しておきます。イベントによっては「2タム固定・1タムへの変更不可」と決まっていることもあります(高校軽音フェスの規定)。深胴の大きいタムはキックに当たって角度をつけにくいことがあり、1タムに減らすのはその対策にもなります。

持ち込みの定番3つ——スネア・ペダル・シンバル

ドラマーが持ち込むものには、はっきりした優先順位があります。荷物を減らしたいときの判断材料にもなります。

① スネア(持ち込み率が最も高い)

ドラムの音のキャラクターを最も大きく左右するパーツで、持ち込むならまずここです。運搬もケース1つで済みます。セット図には「Sn 持込」と書くだけで伝わります。

② キックペダル

踏み心地は個人差が大きく、慣れたペダルの方が確実に演奏しやすくなります。ツインペダルの場合は必ず申告してください。セッティングに時間がかかり、転換の段取りに影響します。

③ シンバル

こだわりがある場合や、備品の状態が読めない場合に持ち込みます。ただし枚数が増えるほど転換が遅くなるので、対バン形式では絞るのが現実的です。持ち込むならライドだけ、クラッシュ1枚だけという選び方もあります。

💡 対バンでの現実的な判断:持ち時間30分の対バンで、転換が5〜10分しかない現場では、スネアとペダルだけ持ち込むのが最もバランスの良い選択です。共演者を待たせずに済みます。

セット図でのドラムの書き方(記入例)

実際の書き方はとてもシンプルです。持ち込むパーツだけが分かればいいので、図の中で区別できるようにしておきます。

▲ ドラムの書き方の要点は「配置」ではなく「持込かレンタルか」(図はドラマーの席から見た向き)。会場のハウスキットをそのまま使い、スネア・ペダル・ライドだけ自分のものを載せる、という一般的な例。色や注記で持込だけを区別すると、PAにもドラム担当にも一目で伝わる。

バンド全体のセット図では、ドラムは「Dr」と書いた円ひとつで表すのが普通です。そのうえで、余白か備考欄に持ち込みを書き添えます。

こういうとき備考欄にこう書く
全部会場のものDr:ドラムはハウスをそのままお借りします
スネアとペダル持込Dr:スネア・キックペダルのみ持込。他はハウスをお借りします
ツインペダルDr:ツインペダル持込。スネアも持込。セッティングに5分ほどいただきます
1タムにしたいDr:可能であれば1タム(ハイタムを外して)でお願いします。難しければ2タムのまま叩きます
左利きDr:左利きセッティング(オープンハンドではなく完全に左右反転)。組み替えの時間をご相談させてください
シンバル持込Dr:ライド・クラッシュ1枚持込。スタンドは会場のものをお借りします
パッド併用Dr:サンプリングパッド持込(L/R・DI 2本お借りします)。足元に電源1口
クリック・イヤモニDr:イヤモニ(有線)持込。手元のミキサーでクリックと混ぜるので、返しを1系統ください
💡 「可能であれば」「難しければ〜で対応します」を添えるのがコツです。会場側は代案があるとすぐ返事ができ、やり取りが1往復で済みます。

スマホだけで図にして提出まで済ませたい方は、スマホでセット図を作る手順(PDF化と送り方まで)もあわせてどうぞ。

ドラムの持ち込み、図で一発で伝わります
ドラムの記号を置いて、持ち込むパーツだけ注記するだけ。PDFと共有URLでそのまま提出できます。
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ツインペダル・左利き・変則セッティングの伝え方

標準から外れるセッティングは、事前に伝えておかないと当日ほぼ確実に揉めます。理由は、時間がかかるからです。

セッティング影響伝え方
ツインペダル設置と撤収に各3〜5分持込を明記し、転換時間への影響を一言添える
左利き(反転)キット全体の組み直しが必要で10分以上かかることも最優先で事前連絡。出番の順番調整が必要になる場合があります
オープンハンドほぼ影響なしキットは標準のままなので、特に申告不要
1タムタムとホルダーを外す手間がかかる「可能であれば1タム」と代案つきで書く
タム・シンバル増設スタンドの本数が足りない可能性必要なスタンド数まで書いておくと確実
電子パッド併用電源とDIが必要電源の口数とDI本数を必ず記載。ここが最も抜けます
⚠️ 左利きの完全反転セッティングは、対バン形式では歓迎されないことがあります。これは差別ではなく、単純に転換時間の問題です。出番を最初か最後にしてもらう、共演者に事前に相談するなど、段取りの側で解決するのが現場のやり方です。

電子ドラム・サンプリングパッド・クリックを使うとき

電子ドラムやパッドを持ち込むときに書くのは、出力の本数と電源の口数の2つです。

持ち込むもの回線(出力)電源
サンプリングパッドL/MONO・R の2本(モノなら1本)→ DI1口
電子ドラム一式モジュールの MASTER OUT L/MONO・R → DI 2本1口(モジュール)
トリガーモジュール経由で出す。本数は上と同じ1口(モジュール)
同期音源L/R の2本 → DI。クリックは客席に出さないPC・インターフェースで1〜2口
クリックイヤモニか返しにだけ送る手元の機材による
💡 音源モジュールの出力はアンバランスのフォーン端子が多く(Roland TD-17 など)、PAへ長く引くならDIを通すのが基本です。会場のDIは新宿SAMURAIで10本(BOSS DI-1×8+Radial J48×2)。イベントによっては「電子パーカッションなどはトータル4回線まで」(高校軽音フェスの規定)と上限が決まっていることもあります。DIの役割はDIとは、イヤモニでクリックを聴くときの考え方はイヤモニとはをどうぞ。

転換を早くするドラムの準備

ドラムは転換のボトルネックになりやすいパートです。準備の仕方だけで体感が変わります。

転換全体の流れは転換とはで解説しています。当日のタイムテーブル全体を把握しておきたい方はライブハウス初出演の流れもあわせてどうぞ。

マイキングとの関係——PAに伝わる書き方

ドラムはマイクの本数が最も多いパートで、キック・スネア・ハイハット・タム・オーバーヘッドで7本前後立てるのが標準です。マイクは基本的に会場のものを使うので、セット図に型番まで書く必要はありません。

ただし、次のケースだけは回線表に反映されるので書いておきます。

マイクの立て方そのものに興味がある方はドラムのマイキングで詳しく解説しています。中音・外音の考え方は中音と外音をどうぞ。

ドラム機材申告シート(A4・4ページ)を無料ダウンロード

ここまでの内容を、印刷して埋めるだけのA4シートにしました。1ページ目が記入用(キット図の□に✓を入れるだけ)、2ページ目が記入例、3ページ目が早見表(標準配置とセット図での向き・常設ドラムの実例・変則セッティング)、4ページ目が電子パッドの回線と電源・備考の文例・提出前チェック12項目です。ギター・ベース機材申告シートと同じ体裁なので、バンドでまとめて出せます。登録不要・完全無料、印刷も配布も改変も自由です。

ドラム機材申告シート(A4・記入用)のプレビュー。上から見たキット図の各パーツに持込のチェック欄、右利き・左利き・ツインペダル・1タムのチェック、パーツごとの持込と借用の表、電子パッド・電源・クリックと返しの欄
🥁 記入用(1ページ目)
上から見たキット図の持ち込むパーツの□に✓を入れ、セッティング(右利き・左利き・ツインペダル・1タム)を選ぶだけ。下の表にサイズや枚数を書き足せます。
ドラム機材申告シートの記入例。スネア・ツインペダル・ライドを持ち込み、他はハウスキットを使い、サンプリングパッド(DI 2本・電源1口)とイヤモニを使う5人編成のドラマーの例
✏️ 記入例(2ページ目)
5人編成のドラマーで、スネア・ツインペダル・ライドを持込、サンプリングパッド併用、イヤモニという、書くことが多いパターンを最後まで埋めてあります。
ドラム早見表。ドラマーの席から見た標準配置図とセット図の向きで描いた図の2枚、パーツごとの標準の位置、4つの会場の常設ドラム、右利き・左利き・ツインペダルなど変則セッティングの描き方と伝え方
📐 早見表(3ページ目)
ドラマー目線とセット図の向きの配置図2枚、パーツごとの標準の位置、実在4件の常設ドラム、変則セッティング7種。4ページ目は電子パッドの回線と電源・備考の文例8種・提出前チェック12項目です。

使う順番は3ステップです。① 3ページ目の標準配置と見比べて、自分のセッティングが標準から外れるところを探す → ② 1ページ目のキット図で持ち込むパーツの□に✓を入れ、セッティングを選ぶ → ③ 電子パッドやイヤモニがあれば、出力の本数と電源の口数を下の欄に書く。これが埋まっていれば、当日ドラムまわりで止まることはまずありません。マイクの本数と回線は、回線表の側で書きます。

まとめ

ドラムの持ち込み、1分で図にできます
ひな形にドラムの記号は最初から入っています。持ち込むパーツを書き添えて、PDFかURLで提出するだけ。
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よくある質問(FAQ)

ライブハウスのドラムは持ち込みが必要ですか?
ほとんどの場合、キック・タム・フロアタム・スタンド類・スローンは会場に備え付けられているハウスキットを使います。持ち込みが必要なのはスティックだけで、あとは任意です。ただしスネアとキックペダルは音や踏み心地に直結するため、持ち込むドラマーが多いパーツです。
ドラムのセット図には何を書けばいいですか?
配置ではなく、会場のドラムを使うのか、自分で持ち込むパーツは何か、特殊なセッティングはあるかの3点を書きます。バンド全体のセット図ではドラムは「Dr」と書いた円ひとつで表し、備考欄に「スネア・キックペダルのみ持込、他はハウスをお借りします」のように書き添えるのが一般的です。
ドラムのセッティング図はどちらから見た向きで描きますか?
ドラムだけのセッティング図はドラマーの席から見た向き(上が客席)で描くことが多く、バンド全体のセット図は客席から見た向き(下が客席、左が下手)で描きます。ドラマーは客席を向いて座るので、同じキットでも左右が逆になり、右利きのハイハットはセット図では上手側、フロアタムとライドは下手側に来ます。どちら向きの図か分かるように、図の上に「客席」と一言書いておくと読み違いが起きません。
右利きのドラムセットの標準的な配置はどうなっていますか?
ドラマーから見て、正面の足元にキック、両膝の間にスネア、その左にハイハット(スネアとの間は約20cm)、キックの上にタム2つ(左が10インチ、右が12インチ)、右手前にフロアタム、右奥にライド、左奥と右奥にクラッシュを置きます。並びの原則は、左から右へ音が低くなることと、よく叩くものほど利き手・利き足の近くに置くことの2つです。
ドラムのハウスキットには何が含まれますか?
一般的にはキック(22インチ)、タム2つ(10・12インチ)、フロアタム(16インチ)、スネア、ハイハットとシンバル(クラッシュ1〜2枚とライド)、各スタンド、スローン(椅子)が含まれます。新宿SAMURAIや新宿21世紀の機材リストもこの構成です。ただしスネアとキックペダルは音や踏み心地に直結するため持ち込むドラマーが多く、シンバルの枚数や状態も会場によって違います。スティックは含まれないので必ず持参してください。
ツインペダルを使う場合は事前に伝えるべきですか?
必ず伝えてください。ツインペダルは設置と撤収にそれぞれ3〜5分かかるため、転換の段取りに影響します。セット図の備考に「ツインペダル持込、セッティングに5分ほどいただきます」と書いておくと、主催側が転換時間を組みやすくなります。
左利きのドラムセッティングはどう伝えればいいですか?
最優先で事前に連絡してください。キット全体を左右反転させる完全反転セッティングは、組み直しに10分以上かかることがあり、対バン形式では出番を最初か最後に調整してもらう必要が出てきます。なお右利きのキットのままハイハットを左手で叩くオープンハンド奏法であれば、キットは標準のままなので申告は不要です。
タムの数(1タム・2タム)を変えたい場合はどうすればいいですか?
ハウスキットは2タムが定番なので、1タムにしたい場合は外してよいかを事前に確認します。セット図の備考に「可能であれば1タム(ハイタムを外して)でお願いします。難しければ2タムのまま叩きます」と代案つきで書くと、やり取りが1往復で済みます。3タムや2フロアにしたい場合はタム本体とホルダー・スタンドが足りないので、持ち込みを前提に相談してください。イベントによっては2タム固定で変更できないこともあります。
電子ドラムやサンプリングパッドを持ち込むときは何を伝えればいいですか?
出力の本数と電源の口数の2つです。音源モジュールやパッドの出力はL/MONOとRの2本(ステレオ)が多く、PAに送るにはDIが2本必要になります。モノで送るならL/MONOの1本です。電源はモジュールやパッドごとに1口ずつ要るので、足元に何口必要かを書きます。クリックは客席に出さず、イヤモニか返しにだけ送ることも書き添えてください。
ドラムのマイクは何本立てますか?
キック、スネア、ハイハット、タム2本、オーバーヘッド2本で合計7本前後が標準です。マイクは会場のものを使うのが基本なので、セット図に型番まで書く必要はありません。ただしタムの数が標準と違う場合や電子パッドを併用する場合はチャンネル数が変わるため、回線表に反映してください。
ドラムの転換を早くするコツはありますか?
自分の出番前に袖で準備を済ませておくことです。スネアはケースから出してスタンドに載せられる状態にし、ペダルは組み立てておき、シンバルは使う順に重ねておきます。撤収も同じで、自分の持ち込みだけ素早く回収して袖に下がることを意識すると、次の演者を待たせずに済みます。